第3回アルモニー音楽祭
室内楽マスタークラス
募集要項
〇開催期間
2023年8月11日(金祝)、12日(土)、13日(日)
〇開催場所
福山市沼隈サンパルホール
〒720-0311 広島県福山市沼隈町草深1890-4 (http://www.sunpal.jp/)
〇セミナー内容 【マスタークラス】
通常コースか特別コースどちらかを選択し、普段の演奏活動に役立つための音楽スキル向上を目指します。 各アンサンブルグループに必ずプロの演奏家である講師、または補助演奏員が入り、一緒に演奏します。希望者は個人レッスンも受講可能。個人レッスンは受講 1 回につき別途 5,000 円。 また、全レッスン終了後に成果披露演奏会を予定しています。
・受講日8月11~13日の3日間
・9:30~19:00頃を予定(レッスン時間により前後します)
・内容 アンサンブルレッスン、アレクサンダー・テクニーク、アナリーゼ、一般コースの内容に追加で個人レッスン1回(60分)(課題曲以外で受講も可能)
●通常コース
課題曲1曲(ひとつの楽章のみ)を選択。 セミナー期間中に 4 回のアンサンブルレッスンを行います。アレクサンダー・テクニークの講義受講可能。
●特別コース
課題曲を複数選択可能。1 曲につき、4 回のアンサンブルレッスンを行います。アレクサンダー・テクニークの講義受講可能。
《アレクサンダー・テクニーク》
各クラスの受講生は、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受講可能です。演奏する際に、無意識に力が 入りすぎてしまうと、思うように音のコントロールができない場合があります。アレクサンダー・テクニークは、 自分にとって必要のない過度な緊張、習慣、思考などに気づき、それらをやめていくことを体験し、体幹と共に 学びます。その体験を通して、本来持っている力や練習の成果が発揮されるように進めます。
※アンサンブルは受講生と講師で構成します。
※音楽祭最後に成果披露演奏会を予定しています。
※未成年の受講生の同伴者は聴講無料です。
※受講料に交通費や宿泊費、その他参加準備に必要な費用は含まれません。
〇受講料
・通常コース 35,000 円
1 曲につき 3 日間で 4 回程度のアンサンブルレッスンを行います。
・特別コース 45,000 円 ↳
2曲を選曲することができます。1 曲につき 3 日間で 4 回程度のアンサンブルレッスンを行います。
※各コース、個人レッスンは1回につき5,000円で受講可能。
※聴講料 1,000 円(※受講生や、未成年の受講生の同伴者は全レッスン聴講無料です)
・アレクサンダー・テクニークのみの受講も可能。(1レッスン5,000円)別途お問い合わせください。開催予定日8月11日(金祝)のみ
〇課題曲
〈デュオ〉
・エックレス作曲/ソナタ ト短調(コントラバス受講可能)
・ヘンデル作曲/ヴァイオリンソナタ(任意の作品番号)
・モーツアルト作曲/ヴァイオリンソナタ第18番 K.301
・ロッシーニ作曲/ チェロとコントラバスのための二重奏
・フランク作曲/ヴァイオリンソナタ イ長調 FWV8
〈トリオ〉
・ベートーヴェン作曲/ピアノ三重奏曲第 1 番
・ベートーヴェン作曲/ピアノ三重奏曲第 4 番「街の歌」
〈カルテット〉
・モーツァルト作曲/アイネ・クライネ・ナハトムジーク
・モーツアルト作曲/弦楽四重奏曲第1番
・ブラームス作曲/ピアノ四重奏曲第 3 番
〈クインテット〉
・シューベルト/ピアノ五重奏曲「ます」
※その他の曲で受講したい方はご相談ください。
※通常コースは1曲(1楽章分)、特別コースは2曲(2楽章分)、課題曲を受講できます。
※申込みの際、課題曲は第1希望から第3希望、楽章も選んで提出してください。
〇募集楽器
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス
〇募集人数
定員20人予定
※楽器ごとに定員を設けます。
※先着順で定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。
〇受講対象
小学生以上の楽器経験者で、課題曲を演奏する事ができる方。(年齢不問)
※特に学生は、師事している先生に了承を得てご参加ください。
※受講生が中学生以下の場合、保護者が付き添ってご参加ください。
〇申込期間
2023年4月10日(月)~2023年5月31日(水)〆切
〇支払い方法
申し込み後別途お知らせします。
〇申込方法
下記のマスタークラス申込フォームよりお申し込みください。
※申し込み後に確認メールや、セミナー内容のやり取りをしますので、必ず連絡のつくアドレスをご入力ください。
〇主催
アルモニー音楽祭実行委員会
〇共催
公益財団法人ふくやま芸術文化財団 福山市沼隈サンパル
〇お問い合わせ
アルモニー音楽祭実行委員会
TEL.080−3050−4943 MAIL [email protected]
講師紹介(順次追加掲載)
※講師は新型コロナウィルス感染症などの事情により変更する場合があります。
ピアノ
伊藤 憲孝
アムステルダム、ベルリンで研鑽を積み、イタリアでの18th Citta di Valentino International Competitionで第1位を受賞。国内主要都市をはじめ、アメリカ、欧州、アジアなど世界各国で演奏を行なっている。ローマではメディチ荘にて「酒井健治ピアノ作品全曲演奏会」を行い、その活動はThe New York Timesでも取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団との共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラとメンバーの共演を行なっている。録音は、国内でディスク・クラシカより2枚のCDをリリース。欧州では、ベルリンのKreuzberg RecordよりCDがリリースされている。福山平成大学、広島大学、エリザベト音楽大学大学院にて後進の指導にあたる。
ピアノ
今泉 響平
国内外で数々の賞を受賞し、ラザール・ベルマン国際ピアノコンクール(イタリア)第 1 位、ピアノアジア賞。2021 年第 45 回ピティナ・ピアノコンペティション特級にて第 3 位受賞。また、指導者として新人指導者賞を受賞。特級入賞と新人指導者賞の同時受賞は初の快挙。現在ピアニストとしてソロ・アンサンブルのみならず、後進の指導、コンクールの審査員も行っている。全日本ピアノ指導者協会正会員。名陽木工アンバサダー。
ヴァイオリン
長瀬 大観
奈良県出身、ベルギーのブリュッセル在住。
サクソフォン奏者の父とピアノ奏者の母との間に生まれ、音楽に夢中な幼少期を過ごす。幼稚園でのヴァイオリン隔週授業をきっかけに、4歳でヴァイオリンを習い始め、京都市立京都堀川音楽高等学校、くらしき作陽大学音楽学部を卒業したのち渡欧。ブリュッセル王立音楽院を経て、現在ベルギー王立モネ歌劇場管弦楽団第2ヴァイオリン奏者として在籍中。
故石井純、故工藤千博、森悠子、安紀ソリエールの各氏に師事。
ヴァイオリン
東 珠子
京都出身。ウィーン国立音楽大学交換留学を経て京都市立芸術大学首席卒業、音楽学部賞、京都音楽協会賞受賞。パリ国立地方音楽院上級課程及びパリ・スコラ・カントルム音楽院を審査員満場一致の最優秀評価にて首席卒業。04年全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位。07年宗次ヴァイオリンコンクール入賞。ザグレブ・フィル、セントラル愛知響、京都市ジュニアオーケストラ(広上淳一氏指揮)、チェンバーソロイスツ佐世保等とコンチェルト共演。これまでにヴァイオリンを小柴惠子、山本美帆、橋本寿子、池川章子、森悠子、久合田緑、豊嶋泰嗣、ミヒャエル・フリッシェンシュラーガー、ジャン=ピエール・ヴァレーズ、アキ・ソリエール、フレデリック・ラロックの各氏に、室内楽をクラリネット奏者ポール・メイエ、ピアニストのエリック・ル・サージュの各氏に師事。08-09年度明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、10-11年度ロームミュージックファンデーション奨学生。14年よりベルギー王立歌劇場1st Vn奏者。チェンバー・ソロイスツ・佐世保、長岡京室内アンサンブル、ブリュッセルチェンバーオーケストラ、クァルテット澪標メンバー。使用楽器はEnrico Marchetti1915(宗次コレクション特別貸与)。
ヴァイオリン・ヴィオラ
仁熊 美鈴
5歳よりヴァイオリンを始める。岡山県立岡山城東高等学校、愛知県立芸術大学を経て、ケルン音楽大学大学院修士課程、並びにOrchester Zentrum NRWを修了。
山陽学生音楽コンクール第39回、第40回第一位。プロジェクトQ第9章、北ドイツユースオーケストラ、Villa Musica室内楽セミナーに参加するほか、国内外の様々なマスタークラスを受講。
アーヘン交響楽団研修生、ハーゲン管弦楽団第二ヴァイオリン奏者を経て、現在は出身地である岡山を拠点にソロや室内楽、オーケストラ奏者として演奏活動を行う傍ら、後進の指導にあたっている。
ヴィオラ(補助講師、補助演奏員)
山本 絵里奈
尾道市出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。大学4年時、ヴィオラに転向。第43回広島新人演奏会出演。2023年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXIX参加。ヴィオラスペース2023公開マスタークラス受講。新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズ第70回にて広島交響楽団と共演。2018年度ヒロシマ平和創造基金奨学生。
これまでにヴァイオリンを村上直子、漆原啓子の各氏に、現在、ヴィオラを鈴木康浩氏に師事。室内楽を磯村和英、菊地知也ほか各氏に師事。
桐朋学園大学音楽学部を経て現在、同大学カレッジディプロマコース在籍中。
チェロ
柳橋 泰志
13 歳よりチェロを始める。京都市立堀川音楽高等 学校卒業。作陽音楽短期大学卒業。2 年間特待生と して在学。チェロを雨田一孝、ドミトリー・フェイ ギン、野村朋亨の各氏に師事。室内楽を村瀬理子、 守屋美枝子、新見フェイギン浩子、ドミトリー・フ ェイギン、森悠子の各氏に師事。長岡京室内楽アン サンブルの公演・録音等に参加。現在、中・四国を中 心にソロやアンサンブルを中心に活動を行う。また アンサンブルの指導も中・四国を中心に行う。
チェロ
阿曽沼 裕司
愛知県立芸術大学音楽学部卒業。桐朋学園大学音楽学部研究生修了。東京音楽大学大学院音楽研究科科目等履修生修了。これまでにチェロを森純子、天野武子、河野文昭、松波恵子、マーティン・スタンツェライトの各氏に師事。ドイツにて、クリスティアン・ギガー、シュテファン・シュラーダーの各氏に師事。在学中、「室内楽の夕べ」、「定期演奏会」や公開マスタークラス、JTアートホール主催「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」など様々な機会に選抜され出演する。室内楽を白石禮子、桐山建志、百武由紀、服部芳子、細川順三の各氏に師事。リゾナーレ室内楽セミナー、Phoenix Osaqa弦楽四重奏マスタークラスに参加。あきクラシックコンサート実行委員会委員。エリザベト音楽大学非常勤副手。
コントラバス
原田 一平
福山市出身。広島県立神辺旭高等学校、くらしき作陽大学音楽学部音楽学科卒業。東アジア音楽芸術教育連盟設立大会記念演奏会に出演。
第21回日本クラシック音楽コンクール弦楽器部門第4位。現在、瀬戸フィルハーモニー交響楽団コントラバス奏者、Sound★MAGIC OKIコントラバス講師、あきクラシック実行委員会委員、 四国大学短期大学部音楽科非常勤講師。
アレクサンダー・テクニーク
船越 恵
岡山県出身。相愛大学音楽学部卒業。同大学音楽専攻科修了。ホルン奏者として関西を中心に活動する。その後、佛教大学通信教育課程を修了し、小学校教諭となる。小学校教諭として教育現場に入り、一人ひとりが持つ可能性と学ぶ環境の関係性に興味を持つ。教員として7年間の勤務を経て、大学時代からレッスンを受け続けてきたアレクサンダー・テクニークの教師になるために、アマックコーポレーションアレクサンダー・テクニーク教師養成クラスにてトレーニングを開始する。
2017年、アレクサンダー・テクニーク英国STAT公認教師となる。
「自分の使い方」と「今」がより充実し発展していくところに可能性を感じ、自分という環境の発展と共に表現していくワークを探究し続けている。
ピアノ(補助講師、補助演奏員)
井上 千裕
福山市出身。くらしき作陽大学音楽学部音楽学科モスクワ音楽院特別演奏コース卒業。2018年第5回東京国際ピアノコンクール等入賞。
2015年渡露。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院研究科に留学し、2017年ディプロマを取得。2017年6月に帰国後、中国四国地方を中心に演奏活動を行う。後進の指導にもあたっている。